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これからの中小企業はどうなる?スペイン風邪からコロナ以後を考える

 

「コロナ騒動はいつまで続くのでしょうか……」

 

新型コロナ肺炎による経済の損失は、時間を重ねるごとに深刻さを増すばかりです。しかし、暗く沈んでばかりもいられません。もうダメだとあきらめた瞬間から負けが決定してしまいます。

 

では、何をすれば良いのか。ヒントを得るために世界の歴史を振り返ってみましょう。現在と同じように感染症で苦しめられた時代とその後を調べ、当時の為政者や大衆がどのような対処を取ったのか。これを知るだけでも、今後の指針になるはずです。

 

今回は歴史から現代に役立つ方法についてお話していきましょう。

 

 

■参考にしたい1918年のスペイン風邪

現在のコロナ騒動と同じように世界的な流行になった感染症があります。それは、1918年から1920年に世界中で爆発的に広がったスペイン風邪です。現代では「インフルエンザA型」と呼ばれるスペイン風邪の感染者数は、実に5億人。これは当時の人口の4分の1といわれています。日本では約39万人が命を落としました。

 

スペイン風邪がもたらしたものの1つめは、第一次世界大戦の終息です。世界中に感染が拡大しましたから、戦争などと言っていられない状態に。各国、スペイン風邪の対処に追われるようになりました。戦争が終わったにも関わらず、短期間に多くの人命を奪ったのがスペイン風邪です。

 

2つめは世界恐慌です。スペイン風邪終息から約10年後、アメリカを皮切りに世界中で株価が暴落。特に製造業に依存している国は、貧困にあえぐようになりました。これにより社会不安は高まり、犯罪発生率も高くなっていきます。この不安定な状態のまま、第二次世界大戦に突入です。

 

文化面では、スペイン風邪以前のきらびやかなアールヌーヴォーはコスト面から廃れていきます。代わって機能面を重視したアールデコが台頭。日本ではこれに加え、退廃的な美やエログロといったものが若者の人気を集めました。

 

 

■コロナ以後は価値観が大きく変わる

スペイン風邪がもたらしたものは、世界恐慌や第二次世界大戦だけではありません。人々の価値観にも大きな影響を与えました。未来が見えない不安から刹那的な人が増えます。

 

実はこの時代に、終身雇用が誕生します。不安な人が多いからこそ、安心して働いてもらえるような制度を各社それぞれ始めたのです。現在、終身雇用はイノベーションが起こりにくく風通しが悪いと評されていますが、始まりを知ると社会の受け皿として大切なものでした。不安だからこそ、一つの会社に居続けたい。厚生年金もこの時代に整えられていきます。

 

では、現代のコロナ以後はどのようになるでしょうか。スペイン風邪が流行った昭和初期と違い、現代は個人主義が当たり前の時代です。核家族がほとんどで、中高年の独身者も昭和初期とは桁違いに多くなっています。安定といった漠然としたものよりも、「生存競争」という言葉がぴったりな状態になると考えられます。

 

こうなると、今まで漠然としたイメージだけで集客をしてきた会社は見向きもされません。そんなあやふやなものに、生活つまり「命」を賭けることなんてできませんから。求人に関しても求職者はシビアに選ぶようになると予測されます。いくら買い手市場になったとしても、これは変わらないでしょう。

 

 

■社会にどのような形で貢献できるかを提示できる会社だけ生き残る

求職者だけでなく、消費者も会社をシビアに選ぶ時代になると予測されます。先述したようにスペイン風邪以後は、きらびやかなアールヌーヴォーが廃れ機能重視のアールデコが流行りました。これが経営でも起きると想定されるのです。どのような機能があり、自分たちにどのようなベネフィットがあるのかを消費者は重視していくでしょう。

 

既に情報発信を自ら行っている会社は、消費者からそっぽを向かれるということは少ないはずです。問題は情報発信も何も行っていない中小企業です。「良い物はいずれ分かってもらえる」と高を括る経営では、コロナ以後に生き残るのは困難です。

 

その「良い物」を察してくれる余裕があるのは、豊かな時代だけです。これから世界中が貧しくなる時代、そんな悠長なことは言っていられません。自社がどのような商品を提供し、それがどこでどのような人たちの役に立っているのかを、自ら発信していかなければ誰も見つけてくれなくなるのです。

 

ただし、闇雲に発信したとしても誰にも気づいてもらえません。自社の強みを知り、どう宣伝していくか戦略を練る必要があります。とても困難ではありますが、これをしておかないとコロナ以後に生き残ることはできないと肝に銘じてください。

 

 

■不安な時代だからこそ経営者は強くあって欲しい

今回はスペイン風邪からコロナ以後を予想しました。厳しいことをお伝えしましたが、これが現実です。甘い言葉で慰めるようなことを伝えたとしても、中小企業の生き残りは叶いません。

 

厳しい時代だからこそ、自社についてよく考えてみてください。強みを知り、その強みが社会にどのような貢献ができるかの研究が、今の火急の課題です。

 

もしあなた一人で会社の強みを考えるのがつらいなら、私に声をかけてやってください。この厳しい時代を乗り越えられるよう、一緒に知恵を練っていきましょう。

 

大丈夫。明けぬ夜はありません。私と一緒に頑張っていきましょう。

 

 

最後まで読んでくださり有難うございました。

あなたの一日が素晴らしいものでありますように。

 

 

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