「アフターコロナがどうなるか不安で……」
長く続いた自粛が全国で解除され、経済活動も徐々に始まりました。しかし、第2波の心配もされています。これが到来すると見据えて行動を起こすのが吉でしょう。
それでも、いずれコロナ禍は収まります。その後が大変なのです。現時点でも価値観が今までと変わってきています。価値観だけでなく、貨幣価値も変わる可能性も。こうなると、従来の経営は通用しません。
では、何をすれば良いのでしょか。今回はアフターコロナの経営についてお話していきましょう。
■貨幣価値がなくなる可能性もある
コロナ不況の本格的な到来は秋ごろだと言われています。その後はデフレ、スタグフレーションも起きる危険性も。そうならないよう政府は特別定額給付金や持続化給付金等、経済政策を打ち立てています。
これらの経済政策、実はベーシックインカムの予行演習ではないかと一部ではいわれています。ベーシックインカム、つまり最低限所得補償が行われると、国民は生活のためにあくせく働かなくてもいいように。
一見、良いことのように感じるでしょう。ですが、企業にとっては大打撃になる危険性大なのです。まずは労働力の確保が困難に。働かなくても生活ができますから、少しでも労働者が「嫌だ」と感じたらすぐに辞めてしまいます。
それだけではありません。今までの顧客が離れていく可能性もあるのです。よく考えてみてください。最低限の所得補償がされていますので、価格競争が通用しなくなるのです。値段ではなく他のことに顧客や見込み客は価値を見出すのです。
これこそが、アフターコロナで起きる最も大きな変化です。
■価格競争ができないから付加価値で勝負
価格競争はできなくなる可能性が高いアフターコロナ。これに備えるには、自社の商品やサービスを他社と差別化を図らなければなりません。しかし、単に差別化といっても、あまりに突飛なことを行っても面食らうだけ。
例えば、最先端の科学技術を用いた画期的な商品を開発したとしましょう。素晴らしいものであったとしても、それを見込み客に理解してもらわなければ無用の長物です。人間は自分の理解を超えるものに興味を抱かないものです。
では、何で差別化を図るべきか。それは「付加価値」です。ケーキを例に考えていきましょう。どちらも同じように見えますが、1つは工場で作られたもので、もう1つは有名パティシエ監修の工場で作られたケーキ。どちらが魅力的でしょうか。
この場合、「有名パティシエの監修」が付加価値になっています。何も高級路線を取れというわけではありません。より魅力的な付加価値をつけることで、見込み客に選ばれるようになるのです。
そのためにしたいことがあります。それは見込み客をよく知ることと、自社をよく知ることです。
■顧客が欲しているのはモノだけではない
先述したケーキの例を思い出してください。パティシエ監修のケーキの方が魅力的だと思います。それは「パティシエが監修したなら美味しいだろう」という先入観があるからです。せっかく食べるなら美味しい方が良いですからね。
あなたがこのように感じるなら、顧客や見込み客も同様のことを考えるでしょう。つまり、顧客が欲しているのは目の前にあるモノだけでなく、食べた後・使った後の満足感も欲しているのです。
いうならば「今」だけでなく「未来」も欲しているといえます。その「未来」を見せるためには、自社の「過去」も見せる方が良いのです。そのために自社をよく知って欲しい。まだ出会っていない見込み客が、あなたの会社のどの部分に共感するのか分からないからこそです。
自社をよく知った後なら、見込み客が求めているものもクッキリと見えてきますよ。見込み客の困りごとのどの部分に自社がアプローチできるか、それが分かるのです。このために自社についてよく知って欲しいのです
社史をまとめるのでも構いませんし、今までの顧客のアンケートも参考になるでしょう。社員からの声にも耳を傾けるのも参考になりますよ。
■ベーシックインカムの前には必ずデフレがある
アフターコロナで起きることは、価値観の変化です。経済ではデフレからスタグフレーションが起きるでしょう。もしかすると、大きな出来事があって経済がV字回復するかも知れません。しかし、それを待つのは現実的ではありません。
動乱の時代だからこそ、揺らがないものを持っておきたいものです。それが自社の付加価値ではないでしょうか。
もし、一人で付加価値を見つけるのが困難でしたら、私にお声がけください。顧客にも見込み客にも「未来」を見ていただけるものを一緒に見つけていきましょう。
大丈夫。どんな困難も必ず乗り越えられますよ。そのお手伝いを私にさせてください。
最後まで読んでくださり有難うございました。
あなたの一日が素晴らしいものでありますように。
■追記
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