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アマビエから考える中小企業のあり方とは?3つのヒントと解決法

 

「アマビエって知ってますか?うちの娘が好きなんです」

 

最近、オンラインセミナーを行っていると、時折聞こえてくる「アマビエ」という単語。調べてみますと、江戸時代末期に熊本県の海に現われた妖怪のようです。半魚人らしく愛らしい姿で、インターネットの人気者になっています。

 

このアマビエは「疫病が流行ったなら、自分の姿を描き写して人々に見せるよう」と告げたそうです。このアマビエの言葉通り、現代の人々もアマビエの姿を描きインターネット上にアップしています。

 

実はこの現象、中小企業の経営にも応用できるものなのです。そのことについて、今回お話していきましょう。

 

 

■アマビエが流行した理由

現在、新型コロナウイルスにより世界中が大混乱に陥っています。つまり、アマビエのいう「疫病」が流行っている状態です。それで多くの人がアマビエの姿を描いているのは、ご理解いただけるかと思います。

 

ただ、アマビエは自分の姿絵を人々に見せたからといって、良いことがあるとは言っていないのです。なのに、多くの人がアマビエを描く理由はなんでしょうか。

 

1つ目の理由は、アマビエの姿が愛らしく親しみやすいから。半魚人で髪の毛の長いアマビエは、日本版人魚姫のようです。インターネット上にあるアマビエのイラストも、とても愛らしい姿のものが多いですね。

 

2つ目の理由は、想像の自由さがある点です。アマビエは多くのことを語っていません。記録も江戸時代末期のものだけ。それ以前にも以後にもないのです。その分、現代の製作者のアレンジが入れやすいのです。

 

3つ目の理由は、混乱時に何をすれば良いかの指示があることが挙げられます。アマビエは良いコトがるとは言っていません。しかし、「疫病が流行ったなら、自分の姿を描き写して人々に見せるよう」と指示をしています。

 

これが一番大きな流行の理由でしょう。何をして良いのか分からない混乱の中、やることが分かっているのは心の安定につながります。

 

 

■アマビエの流行を中小企業の経営に取り入れるには?

アマビエの流行を中小企業の経営にあてはめてみましょう。1つ目の親しみやすさ、これは中小企業の経営にとても大切なものです。この親しみやすさを見込み客に伝えるには、広報活動に力を入れるしかありません。

 

親しみやすさといっても、へりくだってはいけません。伝えるべきことを誰にでも分かる簡単な言葉で発信していく。これこそが中小企業の広報で重要です。広告業界では、中学生でも分かる言葉で伝えることが大切だといわれているようです。

 

2つ目の想像の自由さも、広報につながります。ガチガチの説明ばかりのホームページやSNSでは、読む人が疲れてしまいます。それよりも、「ここの会社と取引をしたらどうなるか?」ということを考えてもらえるよう情報発信をしていきたいものです。

 

3つ目の「混乱時に何をして良いかの指示」は、会社の信念です。揺らがない信念があれば、多少の混乱もその信念に従って行動をすれば良くなります。しかし、この信念を持っている中小企業が少ないのは寂しい限りです。

 

混乱している今だからこそ、改めて会社の信念について考えてもらいたいものです。何のために設立され、今までやってきたのか。これについて言葉にしていきましょう。

 

 

■会社の信念を言葉にする方法

普段、何気なく経営をしていると、何のために仕事をしているのか分からなくなるもの。それでは仕事が「作業」になり、どんどんと働くことが苦痛になってきます。従業員のモチベーションも下がり、いずれ業績も下がっていくはずです。

 

それを防ぐためには、何を目的に会社があるのかを考えることです。ぼんやりと「これかな?」というものはあるかも知れません。まず目的を明確にすることが、信念を言語化する第一歩です。

 

目的の見つけ方は様々。会社設立からの歴史を振り返ったり、今までお付き合いのあった顧客を分析したり。これをせず、パッと頭に浮かんだものを「目的」とする経営者もおられますが悪手です。じっくり分析。これは行ってください。パッと頭に浮かんだものは、ただの思いつきに過ぎません。会社の目的は思いつきではないはずです。

 

目的が明確になったら、この目的を達成するために何をするかを考えます。これこそが会社の「信念」です。この順番は逆になると意味はありません。目的あってこその行動であり、信念があるからこそ行動が取れるからです。

 

今は自粛中で、経済活動も縮小状態です。この時にこそ、じっくり自分の会社について考えてみたいですね。それが自粛解除後の活力に必ずなるでしょう。

 

 

■アマビエは豊作のお告げもしてくれているから

今回はアマビエから、中小企業の経営のあり方について考えました。流行するものにはパターンがあり、アマビエもそのパターンにはまっているといえます。このパターンにはまっていけるよう、会社経営について考えていきたいですね。

 

私はそのお手伝いをする準備ができています。会社の目的を知り、信念を言葉にする。これが一番の得意分野です。ブランディングを用いて行っていきましょう。

 

広報に関してもご相談ください。必ずお力になれるはずです。アマビエのように親しみやすい広報戦略の案もご用意しています。

 

あなた一人だけで悩んではいけません。困った時は人を頼るのがトラブル解決の秘訣ですよ。ご連絡、お待ちしています。

 

 

最後まで読んでくださり有難うございました。

あなたの一日が素晴らしいものでありますように。

 

 

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