「広告費をかけずに自社アピールするにはどうすればいいでしょうか」
最近、このようなご相談が増えてきています。多くの企業は経営が思わしくない時、真っ先にカットするのが広告費です。それでもプル型営業の必需品である広告。これでは、新規開拓が難しくなります。
そんな時はSNSを活用しましょう。低コストで始められ、会社のありのままの姿を見てもらえる絶好のツールです。
それでも、闇雲に始めてはいけません。戦略を練ってSNSを経営に生かしましょう。
■SNSは他の会員と交流してこそ意味がある
SNSは公式ホームページとは違い、カジュアルな宣伝手段です。ですから堅苦しくならないことが、最初に気を付けるべきことです。
忘れてはならないのが、SNSは会員同士の交流の場であるということ。ここでプロモーションを行うには、受け身ではいけません。積極的に他の会員と交流していくことにより、ファンを獲得していきます。
具体的には、他の会員の投稿へのイイネ!とコメント。これはファン獲得に必要なことです。相手を「受け入れる」という姿勢を見せることで、こちらにも興味を持ってもらおうという狙いがあります。
イイネ!やコメントをもらった相手はこれだけであなたの会社と接点が持てたと感じますので、親近感を抱くように。お返しにと、あなたの会社のアカウントにもイイネ!やコメントを付けてくれるようになるでしょう。これの繰り返しでフォロワーを増やしていき、拡散力も強化していくのです。
交流を行わず待つばかりでは、いつまで経っても広報としての役割を果たすことがありません。定期的に投稿をしていても、交流の場であるSNSで突っ立っているだけのアカウントに誰も振り向くことはないのです。交流をしていないのですから、場違いですよね。この点は気を付けたいところです。
■宣伝ばかりの投稿はNG
先述したように、SNSは交流の場です。そこで宣伝ばかり行っていては、総すかんを食らうことになります。他の会員の役に立つ情報を発信していきたいものです。
企業がSNSを行う場合の投稿ジャンルは、大まかに分けて4つです。
- 会社の宣伝
- 会社の日常
- 業界裏話・マメ知識
- プレゼント企画
この中で最もフォロワーが増えるのは、プレゼント企画です。フォローをした上でシェアやリツイートした中から、プレゼントを贈るというもの。効果てきめんですが、その後の投稿がつまらないものだと、すぐフォローを解除される恐れもあります。
そうならないためには、会社の日常や業界裏話・マメ知識を投稿に散りばめていきます。特に業界裏話・マメ知識は興味を持ってもらえる投稿ですので、どんどん行いたいものです。
社内では当たり前だと思っていたことが、フォロワーには興味津々のことは山ほどありますよ。興味を持ってもらえれば、あなたの会社の商品やサービスにも興味を持ってもらえるでしょう。
興味を持ってもらえたところで、会社の宣伝です。商品ページやお問い合わせフォームにすぐ飛べるURLを貼っておきたいですね。
■業界裏話・マメ知識のストックを持っておこう
業界裏話・マメ知識は興味を持ってもらいやすい投稿です。でも、いざ投稿するとなると何が裏話なのかマメ知識なのか分からないでしょう。そんな時は、社外の人に助言を求めるのが吉。私のようなコンサルタントでも構いませんが、案外社長の家族がヒントを持っていることが多いのです。
高校生や大学生のお子さんがいらっしゃるなら、彼らに尋ねるとより良いですよ。若い人が興味を持ってくれると、それにつられて社会人も興味を持ってくれるようになるのです。若い人は勢いがありますから、その勢いに飲まれるのです。これは使わない手がありません。
家族等の社外の人から見た興味深い点をメモしておき、それに合わせた画像も用意しましょう。例えば、工場の機械の精密さが興味深いという声があれば、企業秘密に触れない範囲で機械の写真も撮っておく。そして、投稿をする際にはメモと画像を一緒に見てもらうのです。
画像があると、閲覧する人はより深く理解をしてくれるようになります。例えば、文字だけで「この料理は美味しい」とあるよりも、画像付の方がより美味しさが伝わるでしょう。これは料理だけでなく、他のものも同じです。
■社会不安は高まる一方だから楽しいSNSを
今回はSNSを経営に用いる方法についてお話しました。広告に予算が割けないからSNSでアピールではありますが、できればただアピールするだけで終わらないで欲しいと思います。
現在、社会不安が高まっています。会社の倒産件数も急増し、自殺者数も増えてきています。そのような先が見えない闇をぱっと明るい投稿で照らしてもらいたいと願っています。
企業はただお金儲けのためだけに存在するのではありません。社会を構成する者の一員です。社会を支えるのも、企業の役割ではないでしょうか。
一緒に日本を明るくしていきましょう。あなたの会社のSNSアカウントを作られたら、ぜひ私にも教えてくださいね。もう持っておられるなら、Facebookでお声がけください。お待ちしています。
最後まで読んでくださり有難うございました。
あなたの一日が素晴らしいものでありますように。
■追記
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