応援コラム

30年後もトキメキ続ける付加価値戦略

「何か新しいことをしていかなければいけない気がするが、何をしたら良いのだろうか」

数年前に世代交代をした後継社長様からのご相談です。先代・先々代の経営者から多くの顧客を引き継ぎ経営はそこそこ安定しているようですが、どこか不安な表情です。聞くと、「毎月何とか売上を保っているが、長年取引してくれている会社の社長達も高齢化してきたし、すでに世代交代をした会社の後継者とは何となく距離を感じるしとり立てて今すぐに会社が危ういわけではないが、何か新しい動きをしていかなければ将来の広がりをイメージできない。しかし、新規開拓をしようにも、どこへ何をどうアピールしたら良いのかわからない。」というモヤモヤが浮かない表情の原因のようです。

この経営者のように、先代からの顧客に恵まれた経営環境のおかげで、これまで新規開拓のための営業努力をほとんどしないで来れたために、新しい世界を切り開く糸口が見つからないまま現状を維持している企業は決して少なくはありません。創業者の力が大きければ大きいほど受け継ぐものも多く、それを維持することが仕事になってしまっているのです。このような後継社長と創業者との絶対的な違いとは何でしょうか?

それは、何もないところから会社を生み出した経験・・・0を1にする生みの苦しみと喜び・・・トキメキの瞬間体験なのです。

企業経営とは、常に新しいものを生み出す発想力と行動力が無ければ現状維持に甘んじてしまい、それはすなわち後退を意味します。長い時間をかけてアクセルを踏み続けようやくスピードにのった乗り物も、その足を離した途端に失速するのです。既に敷かれたレールの上を従来通りのスピードで走りながら、同時に新しく何かを生み出すには相当の労力が必要ですが、売れ続けていく仕組みを構築しなければ将来の発展は無く、経営は失速するのです。

こうしたモヤモヤの解決策の一つとして、心ときめくような新しい付加価値の創造をしてみてはいかがでしょうか。それは同時に社員の自信につながり自社のブランディングになるのです。苦労して生み出された付加価値は、強気な営業戦略とリピート・紹介につながる仕組みづくりの幹となり、30年後も輝き続ける企業へと発展させてくれる「トキメキの扉の鍵」となるのです。

創業者が会社を興したときと同じように、いえ、それ以上に心ときめくブランディング付加価値戦略で、30年後もトキメキ続ける経営者を目指しませんか?

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